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晴れた日にはオートバイに乗って

陣幕は自作できるのか?

結論:陣幕は作れる

2016年の12月半ばに、バイクでキャンプへ。 Workhorses

かねてから製作を進めていた陣幕をデビューさせる。

デビューといってもキャンプその日になってもまだ未完成で、キャンプ場についてから残りの張り綱を結び付けて、なんとか形にするお粗末さ具合。

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主な材料

UVシート

いわゆる、ブルーシートの番手の大きいもの。たしか#3000くらいを使用したが、もっと薄くても良かった。

UVシートを縫う(!)ための糸。レザークラフト用の太いポリエステル糸を使用した。

パラコード

張り綱として使用する。張り綱にできるものならパラコードでなくても構わない。自在金具も必要。


ポール(4本)

2本を両端に、2本を中間に使用する。陣幕にはポールを通すようのスリーブを用意しておく。

もともと持っていたロゴスのプッシュアップポールと、確かスポーツオーソリティかどこかで買った安物の鉄ポールを使用。

作り方

  • 最終的な陣幕の大きさを意識して、シートをいい感じの大きさに裁断する。
  • シート両端にスリーブを作成する。
    • これは、単純にシートの端を折り返して、レザークラフト用に用意していたポリエステルの糸で手縫いした。
    • さすがに上から下まで手で縫うのはつらいものがあるので、上端、下端をそれぞれ20cmずつほど縫い、あとは中間数か所を縫った。強度的には、これで問題なさそう。
  • シートの中間にもスリーブを作成する。
    • シートの端材を使って、上端、下端に同じく20cmほどのスリーブを縫い付けた。
    • ほんとうは、中間にもスリーブをつけようと考えていたが、気力が尽きて実現できず。

たぶん、実物を見てもらったほうが話が早い。

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建てた姿はこのような形。ひとまず、想定していたとおりの形にはなった。 この日はそんなに風がなかったので、強度の検証、防風性の確認はそれほどできなかったが、副作用である目隠し効果は体感できた。 UVシートは、たしか#3000のものを使用したが、もっと薄いものでも良かったように思う。(厚いと縫うのが大変だし、畳んだときにかさばるため。)

この、物に溢れた日本でわざわざUVシートを手縫いする人が、果たしてどのくらい存在するかわからないが、UVシートは手縫いできる。これを読んだあなたも勇気をもって挑戦してほしい。

注)この記事は旧ブログから転載し加筆したもの [初稿: 2016-12-31]