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晴れた日にはオートバイに乗って

XT660Z テネレとタイヤ

テネレのタイヤを変えた

DUNLOP の TrailMax から ブリヂストンのBT45へ。

BT45という銘柄を見て、え?オンロードタイヤ?と思ったあなたの感性はきっと正しい。 だが、自分がこれまでテネレで走ってきた約2万キロを振り返ってみると、その99%はオンロードであった。 人間は歴史から学ぶ生き物であるから、この選択は間違っていない。はず。(ではバイクの選択を間違っているのでは?と思ったあなたの感性はやはり、きっと正しい。)

テネレに適合するタイヤは限られる

テネレのタイヤはフロントが 90/90-21、リアが 130/80-17 である。 どちらもものすごく珍しいタイヤサイズというわけではないのだろうが、ラインナップは限られており、量販店に行っても在庫がないことが多い。特にリアタイヤ

在庫がなければ取り寄せてもらえばいいのだが、今回、そして前回のタイヤ交換時ともに、ことごとく「メーカー欠品」であり、次に生産されるのがいつかわからない、早くても1か月後、というような状況だった。

したがって、テネレのタイヤを変える皆さまは、早めに動いたほうが良い。 来週はツーリングだからタイヤを変えておこう、というような目論見は、高い確率で失敗するだろう。(私のように。)

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そして、その数少ないタイヤラインナップの中に、BT45がある。

もとよりオフロードを走るつもりはないから、今回も例えばミシュランのSIRACのような、「オン寄りのオフタイヤ」にしようと思っていたが、「どうせ変えるなら極端に」と思い、BT45にすることにした。

ある日、モノづくりのamazonことモノタロウで、BT45の出荷予定が「注文から5日」と、案外早いことを発見した。そしてタイミングがいいことに、全品10%オフのクーポンが届いたので、BT45前後を発注しておいた。10%オフされて、前後で2万円弱。 結局、リアタイヤのみ入荷遅れの連絡があり、当初予定から2週間ほど遅れたが、無事に届いた。タイヤ交換は、「持ち込み交換歓迎」のお店に依頼をした。

走ってみてどうか

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当然だが、とてもよく走る。 これまで(私の貧弱な感性では)とらえられなかった、「路面をグリップする」感触がある。 山のウネウネ道を走っていても不安感はなく、とても楽しい。

あとは、寿命がどのくらい持つか。 これまで履いていたTrailMaxは、溝がなくなるより先に、全体がひび割れてきてしまった。 タイヤの性能的にも特にこれといったものも感じられなかったし、同じ「オン寄りのオフタイヤ」ならより安いSIRACでいい、というのが現時点での結論。

注)この記事は旧ブログから転載し加筆したもの [初稿: 2016-07-30]