グロムと行く夏のツーリング、5,6日目の記録。
おさらい
概要編はこちら。
装備編はこちら。
5日目
- 8/14(金)
- 活動時間 04:50:03-22:11:52 (twitter調べ)
走行ルート
途中でGPSデータが飛んでいる模様。
起床
佐渡島の北端、二ツ亀のキャンプ場で朝を迎える。
この日が佐渡島を走ることのできる最後の日。 フェリーの出港時間は16時半。普通に直行してしまうと早く着きすぎてしまうので、いい塩梅に寄り道しながら南下することにした。
出発
キャンプ場を出発して島の東側沿岸を南下し、途中で内陸部に入る。 お目当てはドンデン山。この山道も、大佐渡スカイラインと同じように上りの傾斜がきつく、かつ、ところどころに牛糞が落ちているというトラップもあり、低いギアで慎重に登っていった。(牛糞は、踏むと滑る。)
幸い天気には恵まれ、このように素晴らしい景色を望むことができた。
下山、一人焼肉
ドンデン山を下山して島の西側の外周道路に沿って南下する。
そのうちに腹が減ってきたので、ちょうどいいタイミングで見つけた焼肉屋に入る。人生初の「一人焼肉」であり、ツーリング先だと妙なテンションになって普段ならしないようなことをしてしまったりする好例といえる。
小木港へ
早く着きすぎないように、と心がけてはいたが、結局フェリー出港のかなり前に港についてしまった。佐渡ヶ島は、思っていたよりも狭い。
バイクの列に一番乗り。(写真のタイムスタンプを見たら、出港の3時間以上前についていた模様。流石に早すぎる)
離島、そして泊地へ
当時の写真を振り返ってみたが、フェリーの出港から、この日の泊地である大池いこいの森キャンプ場までの写真が一枚もない。フェリーを降りたあとは確か雨が降っていて、ツーリングも後半ということもあり、精神的に余裕がなかったのだろうということがありありと想像できる。
唯一見つけられた写真が、泊地でのこの一枚。 いかにも貧相なようすで、たぶん、雨に打たれて飲食店に入るのも億劫で、コンビニで適当に食料を買い込んでキャンプ場で食べたのだろうと思われる(遠い目)。ツーリングと雨が重なると、たびたびこういった、どうしようもなく貧相な境遇に陥ることがある。
6日目
- 8/15(土)
走行ルート
起床
思えばこのツーリングは、結構な割合で雨に降られていた。そんな中でこの日は珍しく朝から晴れていた。
出発
このツーリングのメインは佐渡ヶ島だった。したがって、佐渡ヶ島を離れ、家に向かうまでのこの区間は言ってみれば「消化試合」にあたるのだが、それでもできるだけ楽しい道を通ったり、いい景色を見ようと思い、ルートを決めていく。(いい感じに表現しているが、その実、行き当たりばったりで走る道を決めているだけである)
こんな道に入ってみたり。(グロムは身軽だから、適当な道に入っていっても大抵はなんとかなる)
腹が減ったら、こんなランチみたいなメニューを朝10時前に食べてみたり(しかし左上の紙幣はなんだ?)
とにかく一人のキャンプツーリングというのは自由である。自由になりたければキャンプツーリングに出れば良い。(なんてことも、このコロナ時代では、気軽にできなくなってしまったのがなんとも悲しい)
渋峠
言わずと知れた絶景道路、志賀草津道路を走る。
しかし天気がいいというだけでツーリングは何倍も楽しくなる。願わくば晴れた日にだけ走りたい。
上り坂の途中、先を行くハーレー組に「お先にどうぞ」と道を譲られたので、左手でサインを出しながら余裕そうな素振りで追い越したが、右手はアクセル全開、エンジンは悲鳴を上げていたのは言うまでもない。
グロムは排気量の割に面構えがしっかりしているせいか、ミラーに写る姿だと、案外大きなバイクに見えたりするのだろうか?
泊地へ
この日の泊地である八千穂高原駒出池キャンプ場に向かう。
予約不要のフリーサイトだが、一泊1,200円と、今回のツーリングの中では最も高価。その分環境はしっかりしている。
近くにある温泉、八峰の湯でひとっ風呂浴びつつ、夕食。この日は晴れていたし、泊地につくのも早かったので時間に余裕もあり、精神状態の良さについては前日とは天と地ほどの差があった。余裕は大事、大事。
なぜか、ツーリング先で食べたくなってしまう唐揚げ定食。
まとめ
ツーリングの目的であった、佐渡ヶ島の一周は無事、果たすことができた。佐渡ヶ島は思ったよりも小さく、ペース配分を誤ったことにより、時間を持て余してしまったのがもったいなくはあった。
(示唆に富む看板)
グロムは非力だが、軽量で取り回しも良く、サイドバッグをつければキャンプツーリングにも問題なく対応できた。
連泊でのキャンプツーリングというのは何度かしてきたが、振り返ってみるとこのツーリングが一番「成功」に近いものだったのではと思う。「キャンプ場では寝るだけ」と割り切ったのが良かったのかもしれない。
注)この記事は旧ブログから転載し加筆したもの [初稿: 2016-02-28]