ハンドル周りの現状について
納車早々ハンドルを交換したが、理想のポジション、スタイルになったとはお世辞にも言えない状態であった。
理想のポジションとは言えない理由:ハンドルが低く、遠い
これを恒久的に解決するには大きく手前側に引いたハンドルに交換するほかないが、純正ケーブル類のままでは限界がある。 前回のハンドル交換時はそこまでの気力がなかったが、少し落ち着いてきたので、ケーブルの延長も視野に入れて、理想のハンドルバーを探すことにした。
理想のスタイルとは言えない理由:ハンドル周りがゴチャゴチャしている
カッコいいバイクはハンドル周りがスッキリとしているもの(持論)である。が、今の私のバイクのハンドル周りはゴチャゴチャである。というか、純正状態がゴチャゴチャなのである。
いくつか要因があるが、大きなところだと、
- 純正スイッチボックスが野暮ったい
- スイッチボックスから延びるケーブルが邪魔くさい
- ミラーがデカい
といったところだろうか。 ハンドルバーを交換するにあたり、このあたりにも手を入れていく。
ハンドルバーの選定について
しかし、ハンドルバーというものは選びにくい。
服よろしく、店頭でいくつか試着してみて「これが良さそうだ」と判断できれば良いのだが。 もちろん、バイク用品店に行けばそれと近いことはできるのだろうが、なんというべきか、これまでの経験からバイク用品店におけるハンドルバーの品ぞろえというものにまったく期待が持てない。
それでも実際に手にとって確認はできるので「期待していたのと違った」という失敗は少なかろうが、どうしても「限られた品ぞろえの中から選ばされている感」がぬぐえず、「もっと他にいいものがあるのではないか」「この中に”正解”はないのではないだろうか」という思いがついて回る。
かといって、「理想の一品」を追い求めてインターネットを探索しても、得られる情報は良くても「ハンドルバー単品の写真」+「サイズ情報」である。
あなたは、「幅735mm、高さ94mm、引き174mm、握り部分の立ち上がり角71°、絞り角37°」といったサイズ情報でハンドルバーが選べるだろうか?
無理だと思う。少なくとも私には無理だ。
グダグダと書いたが、結局はPLOTの「SR400専用 SR500レプリカハンドル」を選んだ。(キットではなく、ブレースバー付きのものを、単品で。)
決め手になったのは、装着例を割と多く見つけられたから。もちろん、装着例はすべてSR400なのであるが、テイスト的にはST250に近いので、完成形をイメージしやすかった。装着例が多いあたりが、人気車種の強みの一つであろう。
ちなみに、「SR400専用」と銘打ってあるが、ハンドル単品で使う分もちろんその限りではない(ハンドルクランプ部のローレットの位置が合わないという点を除けば)